こんにちは。4月からBBSakura NetworksのCTOに就任した日下部@higebuです。
今までBBSakuraになかったCTOという役職ができ、私が就任しました。
そこで、CTOという役職ができた背景、これから私がBBSakuraでやりたいことについて書きます。
自己紹介
私のBBSakuraでの経歴は以下の通りです。
- 2019年8月、BBSakura設立と同時にさくらインターネットから出向
- 2020年4月~2021年3月:開発本部長
- 2021年4月~2024年3月:全社のテックリード
- 2021年4月~7月:OCX初期開発
- 2021年8月~2022年3月:育児休業
- 2022年8月~現在:モバイル開発グループ グループリーダーを兼任
BBSakura出向前は2016年8月からさくらインターネットで、さくらのセキュアモバイルコネクトを開発していました。さくらのセキュアモバイルコネクトでは独自のモバイルコアを開発しましたが、設立時のプレスリリースにある通り、これがBBSakuraの設立のきっかけとなっています。
BBSakura出向後もさくらのセキュアモバイルコネクトの開発、運用、新規プロダクトの開発などをしながら開発本部長やテックリードを務めてきました。
役職名に関わらず、同じようなことをやってきたのですが、具体的には以下のようなことをやっていました。
- 注力すべきプロジェクトへのリーダーやプレイヤーとしての参画
- 新規プロダクトの仕様策定、及び技術選定
- エンジニアの育成プラン検討
- エンジニア採用
- エンジニアと経営陣とのコミュニケーションの橋渡し
- 両親会社への人事考課フローの整理、及び、メンバーの人事考課
- 社内で使用するツールの選定及び管理
- 組織体制についての経営陣への進言
CTOという役職ができた背景と期待されていること
BBSakuraは「全てのモノがつながる社会を支えるテクノロジーカンパニー」を経営理念としていますが、テクノロジーカンパニーとしてのカラーをもっと出していくため、CTOという役職ができました。
そのため、BBSakuraの中でやっていることをもっと外に出していくことを期待されていると思っています。
また、BBSakuraにはCTOとは別に開発本部長もおり、テックリードの頃から同じような役割分担をしていましたが、おおまかに以下のような役割分担になっています。
- マネジメントをメインで行う人:開発本部長
- 技術戦略を立案し実行する人:CTO
ただ、今まで同様、社長からは「会社のために技術面でなんでもやる人」であることを期待されていると思います(笑)
何をやっていくのか
BBSakuraは今年の8月に設立から5年になり、組織が大きくなってきましたが、よりスピードを上げて開発していけるようにしたいと思っています。
これには、プロダクトの全体を見られるフルスタックエンジニアを増やすことが重要だと感じています。
BBSakuraでのフルスタックエンジニアとはフロントエンドからクラウドインフラはもちろん、物理、仮想インフラ、SIM、モバイルネットワークまで扱えるエンジニアのことです。(私自身も物理、特にRAN方面は弱いため、まだ名乗れません。。。)
扱っている技術領域が広いため、知識の習得には時間がかかりますが、業務の中で習得できるような流れを作り、プロダクトの開発に活かせるエンジニアを増やしていきたいです。
また、BBSakuraは設立時からフルリモートで業務を行っていますが、人が増えたためにコミュニケーションコストが上がっていると感じており、これを解決する仕組みも整備したいです。
最後に、BBSakuraのエンジニアには、やりたいことがたくさんあるので、それをやれるようにしたいし、それを事業につなげていきたいと思っています。