こんにちは!BBSakura Networks(以降BBSakura)、モバイル事業本部に所属している佐久間です。普段は、親会社である BBIX のモバイル関連プロダクトの企画業務を担当しています。
この4月で社会人2年目に突入する節目ということで、今回の記事では昨年4月に一緒に入社した同期3名*1にインタビューを行い、BBSakuraでの社会人1年目について振り返ってみました。
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佐久間:はじめに、自己紹介からお願いします!
Dennis:初めまして、Poon Waikindennisと申します。出身は香港で、日本に来てから 4年目、5年目かな。入社前は日本の大学院で超音速流体の研究をしていました。具体的には、CFD(Computational Fluid Dynamics)を用いて飛行機のジェットエンジン入り口の高速流体のシミュレーションを行っていました。 挑戦し続ける人生が面白いと思っていて、そこにソフトバンクと自分の思いが一致してるので、通信業界に行こうと決めて、ソフトバンクに入社しました。
佐久間:学生時代の専門内容とは全く関係ない分野を選んだんだね。
Dennis:そうそう。今は、BBSの開発本部でOCXの拠点構築を担当しています。 データセンターに行って機器を設置したり、コンフィグを入れたりなど、実際に構築するのはもちろんですが、構築以外の仕事も多いです。 例えばお客さまとの調整や調査とか、部品の調達、機器の購入、各拠点の資料作成など、構築にまつわる一連の業務をやります。
佐久間:Dennis君、ありがとう!では、北村くんも自己紹介をお願いします。
北村:はい、北村瑠唯と申します。仙台出身で、大学時代は経済学部で機械学習を用いて株式市場とSNSの関係性について研究していました。就職活動の時、ITに関連する仕事で、色々なことをやっている会社の方がチャンスがありそうで面白そうだなと考えていて、通信だけではなく幅広い事業をやっているイメージがあったソフトバンク株式会社に入社しました。
今は、BBSの事業本部でOCXのサービス企画を担当していますが、実際はエンジニアがやる仕事以外ほとんど全部をやっています。 サービス設計や事業計画の作成に加えて、営業でお客さまとお話しすることもあるし、広報系の仕事もするし。
佐久間:うんうん。仕事の幅がすごく広いイメージがあるな。 では最後に今井くんお願いします!
今井:今井陽と申します。出身は東京で、入社前は大学院で交通シミュレーション研究をしていました。シミュレーターのコードを書いて色々検証して…ということをやっていて、昔からソフトウェエンジニアに憧れていたので、この業界に決めました。 今は、BBSの開発本部でOCXの新機能開発や機能修正を担当しています。ただ、普通の開発だけではなくて、運用周りもやっています。お客さまから問い合わせをいただいた時に、内部で原因調査をしたり、開発物のリリースをしたり。8割開発、2割運用みたいなイメージかな。
佐久間:自己紹介ありがとうございます!では、早速なんだけど、今の配属が決まった時はどのように感じましたか?
Dennis:僕は元々、構築展開課を希望していたので嬉しかったです。出張で各地のデータセンターに行けるのが面白そうだなと思っていました。 実際は、データセンターでの作業が長くなることが多いので大変なこともあります(笑)
北村:僕は、入社した時にずっと新規事業に関わりたいと話していたので、希望通りだった印象です。
今井:僕も、めちゃくちゃ希望通りでした。入社前から、小規模でもいいから、実際に手を動かして開発をできるところがいいと言っていて、そこを汲み取ってもらえたのかなと思っています。
佐久間:みんな希望通りの配属だったんだね。では配属後、そこからのギャップはありましたか?
今井:僕は、自分が想像していたよりがっつり開発できるところに来てびっくりしました。実際働き始めてみると、自社開発するベンチャー企業みたいな雰囲気で、ゴリゴリのエンジニア集団という印象です。
北村:あとは、良い意味で自由度が高いなと思います。例えば、出社・リモートの選択はかなり自由にできています。一時期はずっとリモートでしたが、最近は週3日くらいの頻度で出社していて、自分の予定に合わせて、午後から出社することもあります。気分転換でソフトバンク本社のオフィスに行くこともありますし(笑)
佐久間:なるほど、他の二人は働き方についてはどうですか?
今井:僕もテレワークに関しては自由で、配属された当初は、エルダー*2の先輩と顔を合わせて色々と教えてもらうために週1日~2日出社していましたが、今はほぼリモートで働いています。
Dennis:僕は出張が多いのでオフィスに出社することは少ないです。データセンターに行くことはありますが。課のメンバーも小さなお子さんがいたりして、出張以外はリモート中心にされてる方が多いです。
佐久間:ありがとうございます! BBSakuraは東京以外にも、大阪や北海道、栃木など住んでる場所も様々で、働き方は柔軟だよね。 次に、業務をしていく中で大変だったことや成長できたことはありますか?
Dennis:初めは機器の取り扱いが大変でした。一度、作業中に力を入れ過ぎてしまったせいで部品を壊してしまったこともありました。それから部品ごとに何を注意しなければいけないか、気にして作業するようにしています。
北村:僕は、初めは会議や資料に出てくる専門用語が全然わからなかったので、ネットワーク業界に慣れるまでに時間がかかりました。 1年間で成長できたこととしては、いろんな視点でものを見るようにはなれたかなと思います。サービス仕様書を作るにしても、運用保守の方が読んだらどう思うかとか、別の視点を意識するようになりました。
今井:僕は、実は大変だったことがあんまり思いついていなくて。複雑なシステムを持つOCXの開発をやっていて、もちろん最初はわけのわからない中で修正など対応をしなくてはいけないので、内部がどうなっているか学びながら進めるのは大変ではありました。でも、初心者でもできそうなプロジェクトから任せられて、だんだん難易度が上がっていくというように、僕がうまく学びながら成長できるようにタスクを振っていただいていたと感じています。
佐久間:ありがとうございます。では最後に、今後やってみたい仕事や目標があれば教えてください。
Dennis:僕は先日、CCNA*3に合格することができたので、次のレベルであるCCNPに挑戦して、業務で使用する機器やネットワーク全体の理解を深めたいと思っています。
佐久間:おめでとう!CCNAはDennis君の業務に関連する内容なの?
Dennis:そうだね。業務で使うコマンドとほぼ同じコマンドがテストに出てきたりしてました。CCNAに合格すると作業の理解が深まるので、早めに勉強した方が良いと思います。
北村:僕は、事業部として、数字を見ながら事業全体を管理していくというところ、言い換えると、より経営に近いところに興味があるので、財務の部分をもう少し勉強していきたいです。社長の佐々木さんを初め、上位層の見ている景色をしっかり認識しつつ、目の前の自分のタスクも確実にこなしながら業務に取り組んでいきたいです。
今井:僕は、自分で開発内容を考えるところからやりたいなと思います。 一年目の時は与えられたタスクに対応するということがほとんどだったのですが、BBSakuraは作りたいものを提案したらやらせてくれる会社だと思うので、自分で欲しい機能を提案していきたいと思います!
佐久間:みなさんありがとうございました!
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最後に、、、
昨年配属された当初は私含め、ネットワークの専門知識を持っている人はほとんどおらず、みんなが初心者からのスタートでした。しかし今回のインタビューで、同期がそれぞれの場所で諸先輩方から仕事を教えていただき、活躍している様子を聞けてとても嬉しくなりました! また、新卒社員でもBBSakuraらしく柔軟な働き方をしている姿も印象的でした。 これから社会人2年目の年となるので、さらに業務の幅を増やしてBBSakuraの行動指針である「Beyond the border」を体現していきたいと思います。