エッ、また進化したの!

改めまして、こんにちは。BBSakura Networksの夏(@xia)です。
この記事はBBSakura Networkのアドベントカレンダー 23日目です! 多分中国テクノロジーに関する様々な記事があると思いますが、ここでは自分の経験とそれの感想について書きたいと思います。

私は高校卒業後、来日し今でも年1回や2回中国に帰ります。こんな頻度で帰国しても、その度に、「エッ、また進化したの!」と思ってしまいます。

先月、中国のお店で会計する際に、店員さんに当たり前な感じで「支払い方法はアリペイ、それともwechat payですか?」と聞かれました。現金しか持ってない私は「あっ、、現金です」と回答したら、まるで田舎から来た娘と見られてしまいました。
スーパーで買い物した最後、店員さんに会計してもらおうと思ったのに、弟は「先ほど箱に入れたものを全部自分でスマホでスキャンしてたので、既にスマホで自動会計済で、あとは店員さんがそのリストと買った商品を確認するだけでいいよ」と言ったら、「エッ、また進化した」としか言えないです。

出前デリバリーサービス(外卖)は出前デリバリーサービスだけではない

中国の街ではユニフォームを着てる出前の配達員をよく見ます。 出前デリバリーサービスが普及されてる為、ランチタイムには、ほとんどの方は出前を注文し、ほぼ30分以内指定場所に届けられます。iiMedia Researchのデータにより、2018年の中国の出前注文するユーザーの規模は2017年と比較して17.4%増加し、3億5800万人に達し、2019年には4億人を超え、その成長率はまたまた続くと言われています。
そのアプリ機能は主に
 ・注文・評価機能
 ・オンライン会計機能
 ・配達員居場所がリアルタイムで確認機能(GIS)
ぐらいだと思う方が多いかもしれませんが、実際にはそれだけではありません。 これはとある出前注文アプリの操作画面です。出前注文アプリなのに、ホテル予約、タクシー呼ぶ、映画館チケット予約、医療方面、様々なサービスも含めています。また、デリバリー内容は出前だけではなくて、欲しいもをデリバリーのお兄さんに頼めば、ほとんど届けてくれます。近年、夜間に胃薬や風邪薬など非処方せん薬を買えるようなサービスも出てきました。
中国では、デリバリーお兄さんが「世の中で届けられないものはほとんどない」とよくに言われています。
本当に便利です、もし中国へ行く機会があれば、ぜひそのサービスを体験してみてください。

Wechatはchatだけではない

Wechatは中国版Lineです。中国では日常生活に欠かせないアプリだと思います。
この前、中国ホテルを予約しましたが、色々リクエストがあるため、相手のwechatを追加しました。店員さんがほぼ24時間対応してくれて、現地の写真や天気情報は全てwechat経由で提供してくれました。中国ではビジネスの場合でも、wechatでコミュニケーションするのは主流です。日本で電話かメールしか問い合わせできないことと比較して、それに本当に感動しました。
もちろん、チャット機能以外、水道光熱費用、会社保険支払い、携帯・インターネットなど費用チャージなど、様さまなオンライン会計サービスを提供しています。
第三者提供されるサービス、タクシー呼ぶアプリ、デリバリーアプリ、オンラインショッピングアプリもwechatと連携して利用できます。saasを提供されている為、技術者が簡単にアプリを開発するのもできます。
一方人口が多い中国では、病院の予約は社会問題です。wechatはそれに対して、2016年からオンライン病院予約サービスを提供始めます。携帯の位置によって、そのシティーの病院や地域保健サービスセンターの情報を提供し、オンライン予約、電子診療情報作成、オンライン問診など、様々なサービスを提供します。
自分もその機能を試してやってみました。

独身の日(11/11)もう寂しくない

元々中国の11月11日は「光棍節(こうこんせつ)」と呼ばれており、日付の1人を連想させる「1」が並ぶことから一般的に独身の日という意味合いが広まりました。 2009年、そこに目をつけたアリババは、同年11月11日に中国でECサイトの大規模な販促イベントを開催。
今年はちょうど独身の日セール開催の10年目です。わずか1分間で1000億円、一日5兆円売上達成しました。また記録を更新しました。
なぜこんな大量のデータのやり取りができるでしょうか?サーバーの冷却処理は大丈夫でしょうか?
アリババ自社開発の液浸冷却や浸水空冷をはじめとするグリーンテクノロジーにより、Eコマース取引1万件あたりの電力消費量を2kWhまで低減しました。これにより「天猫ダブルイレブン」のデータセンター全体の消費電力量を昨年から70%削減して20万kWh以上の省電力を実現したそうです。

なぜいつも進化していますか

では、なぜ常に進化していますか? 政府の協力と技術の発展はもちろんですが、私は失敗を恐れず、チャンスとスピードが優先は最も大きな理由だと思います。
中国IT産業は世界の最先端で走ってるとよく言われていますが、この20年の発展を振り返ってみると、順調とわ言えないです。例えば、シェア自転車事業の初期段階で、大量遺失や路上放棄と言った社会問題、ネット通販でも消費者損壊事項が数多く発生したなど、様々で問題が発生してしまいました。
「昨日より今日はよくなる」、これは中国でよく言われてる言葉です。あらゆる規制や障害に挑戦しながら、試行錯誤を繰り返して、その結果は現在どんどん便利になってる生活だろう。
その繰り返しの結果で、50代のお母さんはDiDiでタクシーを呼ぶのは常識だと思い、街の豆腐屋さんでもQRコードで決済するのは当たり前なことで、飲食店でマシンでセルフ注文、セルフ会計は普通なことで、携帯さえあれば、なんでもできちゃう生活になってきます。

年末にはまた中国に帰りますが、次の進化、楽しみしています^^